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Gaze Of Constancy

DTMでデスメタルのアルバムを作っている人のブログです。 2ndアルバム「Exterminate: Dismaterializing」販売中、 1stアルバム「Matrix Of Atrocity」販売中、 EP「Elementer I」無料配布中です。

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2013-春M3関連情報「Elementer I」

2013-春M3で出展する無料頒布アルバムについて。

タイトルは最近まで「Elements」としていたのですが、ひょんな思い付きから
「Elementer I」(えれめんたー・わん)に決定しました。

ナンバリングを振っているということは、これからも同じようなシリーズの無料頒布アルバムを出す可能性があるとかそんな感じです。

元々は、ただ単に自分の作る曲の要素を指して安直に付けた題名です。
ただ市販の音源やDAW(Cubase Elementsとか)の名称にもElementsというネーミングをよく見かけているので、そのあたりメタルとして微妙だと思ったので少し形を変えました。
「作者に新たな要素を与えるものたち」のような意味合いです。

さて、本作の特徴は、

・大きく進化したサウンド
前作「Matrix Of Atrocity」まで自分ではお馴染みだったギターの音の作り方では限界が見えすぎていて、
プロダクトのギター音源を探すつもりでいたら
フリーでも自分のメタルに耐えるギターのサウンドフォントが見つかってしまいました。ついでにドラムのサンプル集も。
正直今までの苦労は何だったんだと思いましたが、(長いことCakewalk TTS-1のFunk.Gt2でロックメタルしてました)
今までの音で作り続ける理由が個人の意地の中にしかなかったので、
苦虫を噛み潰しながら遠慮なく乗り換えに移りました(・_・;
その後も何度か音源面で研鑽しつつ、個人でも納得のいくブルータルなサウンドに到達した感があります。
もう、スーパーマリオだなんて言わせません。笑
スーパーマリオは2012-秋M3後のエゴサーチで一番グサッときたワードですw
Epic Which Shall Be Demolishedの中盤の単音リフがそう思わせるのかなぁ…。
今回から単音リフに強い音になったので、如実にリフメイキングに現れています。

・ゲストヴォーカルの参加
本作では一曲めに福岡のテクニカルデスコアバンド、MEANING OF THE CORPSEのヴォーカルのYuduさんを迎えています。
参考までにバンドのライブ映像を張ってみました。


この方とは昨年末のTAINTED DICKMENのライブで知り合って制作中の「Gods Of Deletion」を聴いてもらった所、
「めっちゃカッコ良いじゃん!つかこの曲のVo.を歌いたいよ」と頂いたので、
お互いの話をしながらも彼にこの曲のヴォーカルを依頼することが決定しました。
なおその時にデス声の話になって、僕のガテラルが全くか細い声しか出ないことを話して少し指南をいただきました。
その時に少し聴かせてもらった、マイクを通さない生ガテラルは衝撃的でした。
基本はヴォーカルも含めて自分の一人で制作するコンセプトでしたが、結果的にはとても嬉しい誤算でした。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

・フォロワー寄りの音楽性
メタラーにとって目を疑うような文かもしれませんなε-(´∀`; )
いちアーティストとして見れば非常に後ろ向きな考え方のように思われるかと思いますが、
飽くまでこれはオリジナリティを捨てる、フォロワーに徹するといったことではありません。
僕はこれを色々なアーティストの要素を取り入れるための過程として、前向きに捉えています。
他のアーティストの技法を借りて自分の作風と照合することで結果的に「Golmontらしさ」、アイデンティティの確立になれば理想的です。
まぁそれをするには4曲は少なすぎるでしょうね…。他のコンピレーションなども視野にいれた方が良いかもしれません。
あとは個人的な立ち位置として、
「フリーで聴ける曲で勝負する」という意味合いも兼ねつつ、
2ndアルバムのための「ステップを踏む」ことを全体的な目的としています。
ステップを場数と言い換えてもいいでしょう。
というのも、1stフルに当たる「Matrix Of Atrocity」を引っさげて参加した昨年の秋M3の屈辱が忘れられないのです。
本作はリフの隅から隅までというと言い過ぎかもしれませんが非常に丹念に構想したうえで
作り上げた楽曲群だった
のですが、いろいろ経験やスペックが足りない所が多く、
モノが売れる、売れないという場を非常に実感したものです。
100部持ち込んで売れたのは交換を含めて20部ちょっとでした。

事情あっての事ですがジャケ絵とマスタリングの依頼がどちらも出来なくなって最後の1ヶ月ほど曲の仕上げやミックス、ヴォーカルの録音やアートワークなど、本当に詰め詰めになり結果的にマスタリングが乱雑になってしまったのは痛手として大きかったです。
代役を頼めるほどの人脈がないのもあります。とかそんな事を考え出すとギャー鬱になry

本作の「Elementer I」では曲はあまり練っておらず、突発的な発想をそのまま曲に反映したような曲やお試しのような曲があります。

1曲目「Gods Of Deletion」は新しく得たギター音源のお試しのつもりでパッパと打ち込んでみた単音リフから、「これは1曲できそうだ」ということで勢いと音源開発の進行に任せて作ってました。
ゲストヴォーカルのYuduさんから送られてくる音声にはただただ感服していました。
SoundCloudに上げてる音源だとVo.の音量が小さいミックスになってしまいましたが、現段階ではVo.が前面に出る音作りになっていると思います。

2曲目の「Abominable Reflex」は、以前から頭の中で妄想していたアイデアを中心にCryptopsyPsycropticなどのテクニカルデスからの影響をあからさまに取り入れた曲。
デス声のパターンが増えました。
歌詞は2ndの内容に直結…と、あまり詳細に語るのは現段階では避けましょうか(;_;)

3曲目「Amoebic」は、2年前ぐらいにMeshuggah風の曲を作ろうとして断念していたのを再開、再構成した曲。
元々は「Matrix Of Atrocity」のボートラに時間的余裕があったら入れようと目論んでいたんですが、余裕どころか逼迫した状況が本編のサウンドに波及してしまいましたΣ(゚д゚lll)

その反省で今回はある程度余裕を持って臨めたので、自分としても聴きごたえのある重厚な曲が作れたと思います。
Meshuggahのやることと彼等がやらないけど自分がやりたいことの配分が楽しかったです。

4曲目「Frigid Earth」は、急遽北欧ブラックメタルのリフが浮かんできたので急いで曲に起こしたものです。
4曲中もっとも突発的に作りました。曲ができるまでわずか2日。今までエクストリームメタルを作った中で最速の仕上がりなんじゃ…w
北欧と言ってもOpeth的なものと言った方が近いかも?
変にブラックメタルのコード進行の知識が無かったのが結果的に良かったのかもしれません。
ジャケ絵の色彩と真反対の内容になっているのはたぶん愛嬌です!

こんな感じで、春M3も宜しくお願いします。
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